LESSON7 ~愛の恵方巻き~

やぁ、レディ。
最近寒いけど元気かい?

温もりが欲しくなったらいつでも言ってくれ、
オレが直接温めてあげる。

そういや、さっき寮の入口でおチビちゃん達が豆まきをしてたっけ。
約一名を除いてみんな汗だくだった。

シノミーの投げる豆は壁にめり込むほどの威力だからな、
そりゃ、おチビちゃんやAクラスの連中が必死になって逃げもするか……。
あれだけ動けば体も温まるに違いない。

ん? オレは豆まきしないのかって?
部屋でそんなことしたら後で豆を片付けるのが面倒だろう?
オレはそういうことはしない主義さ。

それより、恵方ロールを買って来たから後で一緒に食べない?

ん? 恵方巻きじゃないのかって?
それもいいが、せっかくキミと過ごすなら恵方ロールの方がいいと思ってね。

甘く蕩けるようなロールケーキとともに、
甘い時間を過ごそうじゃないか。

そうそう。
恵方ロールも、食べている間は恵方巻きと同じで
一言も喋っちゃだめってことにしよう。

だから、食べている間はずっと俺の瞳だけ見つめていて……。

もちろん、オレが食べている時も
ずっとオレだけ見つめていて欲しい。

ねっ、いいだろレディ。