やぁ、レディ。
最近寒いけど元気かい?
温もりが欲しくなったらいつでも言ってくれ、
オレが直接温めてあげる。
そういや、さっき寮の入口でおチビちゃん達が豆まきをしてたっけ。
約一名を除いてみんな汗だくだった。
シノミーの投げる豆は壁にめり込むほどの威力だからな、
そりゃ、おチビちゃんやAクラスの連中が必死になって逃げもするか……。
あれだけ動けば体も温まるに違いない。
ん? オレは豆まきしないのかって?
部屋でそんなことしたら後で豆を片付けるのが面倒だろう?
オレはそういうことはしない主義さ。
それより、恵方ロールを買って来たから後で一緒に食べない?
ん? 恵方巻きじゃないのかって?
それもいいが、せっかくキミと過ごすなら恵方ロールの方がいいと思ってね。
甘く蕩けるようなロールケーキとともに、
甘い時間を過ごそうじゃないか。
そうそう。
恵方ロールも、食べている間は恵方巻きと同じで
一言も喋っちゃだめってことにしよう。
だから、食べている間はずっと俺の瞳だけ見つめていて……。
もちろん、オレが食べている時も
ずっとオレだけ見つめていて欲しい。
ねっ、いいだろレディ。

