小鳥さんだけでなく、
音也くんと真斗くんもクッキーを食べてくれませんでした。
う~~~~~ん。
もしかして美味しくないのかなぁ?
そういえば少し前、真斗くんに
「お前の味付けは独特過ぎる。レシピをよく見て正確に計量すると良いだろう」
って言われたんですよね。
だから今回はちゃんと本を見て、書いてある通りに作って、
最後にすこ~~~しだけ、隠し味を入れたんですけど、足りなかったのかな?
やっぱり、本に頼るより自分の味覚を頼りに
作った方がいいんでしょうか……。
悩みます…。
今度みんなに聞いてみようかな。
音也くんと真斗くんは、学校説明会の時に出会って以来
とっても仲の良いお友達なんです。
あの時もみんなの素晴らしいチームワークで数々の
難関を一緒に乗り越えたんですよぉ。
ふふっ。あの巨大迷路は楽しかったなぁ。
バラエティの授業で使うセットだって先生がおっしゃっていたから
もしかしたらまた遊ばせてもらえるかもしれませんね。
そうだ! その時はまたクッキーを持って行きましょう!
今度こそみんなに美味しいって言ってもらえるように
腕を磨かなくてはいけませんね。
あぁ、でもこのクッキーどうしよう……。

